入局を希望する方へ
当医局は、他大学出身や他院で初期臨床研修を修了した医師の入局が多いことが特徴の一つです。多様なバックグラウンドを持つ医師が集まる、活気あふれる職場です。
ともに成長できる環境で新しい知識や技術を学びながら、一緒に働きませんか?
順天堂大学循環器内科で明るく、
楽しい雰囲気で一緒に働きませんか?
よいメンターとの出会い、
自身の努力で道は拓ける
順天堂大学 循環器内科
吉田 陽子
経歴
2005年
千葉大学医学部医学科卒業
2007年
東京都立墨東病院 初期臨床研修医 修了
千葉大学 循環器内科 入局
日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 内科専修医 (循環器内科専門研修)
2009年
千葉大学医学部附属病院 循環器内科 医員
2013年
千葉大学大学院医学薬学府循環器病態学 修了(医学博士号取得)
2014年
新潟大学大学院医歯学総合研究科 先進老化制御学講座 特任助教
2021年
順天堂大学大学院医学研究科 先進老化制御学講座 特任准教授
現在に至る
当院を選んだ理由をお聞かせください
私は老化を軸とした循環器疾患の研究をしています。千葉大学の博士課程在学中に、南野教授が主宰されていた研究室で指導を受け、学位(医学博士)を取得しました。学位取得後も継続して研究活動を発展させるため、大学院時代からのメンターである南野教授が着任された順天堂大学へ異動してまいりました。順天堂大学は診療のみならず研究にも力を入れており、人、設備、サポート体制ともに充実している点が魅力です。
職場環境はいかがですか?
患者さんの治療や健康寿命の延伸に役立つ方法の開発を目指して、基礎研究を進めています。私たちの研究室は、医師だけではなく非医師のポスドクや博士課程の学生が所属しており、私は若手の指導もするスタッフの一人として勤務しています。子育てのため若手の頃より十分な研究時間を確保するのが難しくなっていますが、基礎研究は自分で研究計画を立案してスケジュールをフレキシブルに調整できるので、むしろ子育て中の女性に向いている側面もあります。同じ世代で基礎研究をしている女性循環器内科医は少なく、ロールモデルとなる先輩も多くはありませんが、職場環境や周囲のサポートに恵まれ、仕事を続けることができています。
今後の目標について教えてください
私の研究テーマは、老化を軸とした循環器疾患発症のメカニズム解明と治療法の開発です。心不全や動脈硬化、一部の不整脈疾患は、加齢により有病率が上がります。近年、こうした疾患は細胞レベルの老化で引き起こされることがわかってきました。私は細胞老化の制御による循環器疾患の治療を目指して研究しています。これまでの概念や視点とは異なる方向からのアプローチで研究を進め、既存の治療法では病気が治らず困っている患者さんの治療につなげるのが目標です。また、次世代の循環器研究を担う後輩を育成し、循環器領域の基礎研究の裾野を広げたいと考えています。
入局を検討している方へ
南野教授がよくおっしゃっていますが、医師人生で一度はどっぷり研究に浸る時期があるといいと思います。医学は科学(サイエンス)であり、研究の経験を通して科学的、論理的な思考が身につきます。医師だからこそみえる病気の側面があり、研究にも生かせます。さらに、科学的な視点で病気をみる経験によって医師としての深みも出るでしょう。医師としての研鑽や研究をする上で、特に若い時期に一番大事なのは、よいメンターとの出会いだと私は考えています。本人に意欲があり、どれだけ努力家でも研究デザイン、研究方法を的確に指導してくれる指導者がいなければ、研究は成り立ちませんし論文も書けません。反対に、素晴らしいメンターと出会えば、大学院時代のみならず、その後の長い医師人生においても大きな導きとなると思います。順天堂大学循環器内科は臨床、基礎研究ともに幅広い分野のスペシャリストがいるので、その人に合ったベストな道筋が見つけられる場所だと思います。
当医局は、他大学出身や他院で初期臨床研修を修了した医師の入局が多いことが特徴の一つです。多様なバックグラウンドを持つ医師が集まる、活気あふれる職場です。
ともに成長できる環境で新しい知識や技術を学びながら、一緒に働きませんか?
〒113-8431
東京都文京区本郷3-1-3
公共交通機関でお越しの場合
JR線
「御茶ノ水」駅下車(御茶ノ水橋口)徒歩約5分
地下鉄
丸ノ内線「御茶ノ水」駅下車 徒歩約5分
千代田線「新御茶ノ水」駅下車 徒歩約7分
バス
系統名:東43(荒川土手操車所前-東京駅丸の内北口)
系統名:茶51(駒込駅南口-秋葉原駅前)
いずれも、バス停「順天堂病院前」下車