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各分野のスペシャリストの指導が受けられる恵まれた環境

順天堂大学 循環器内科

近田 雄一

経歴

2012年

順天堂大学医学部卒業

順天堂大学医学部附属練馬病院 初期臨床研修医

2014年

順天堂大学医学部附属練馬病院 循環器内科 助手

2017年

順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学(博士課程)入学

2018年

順天堂大学医学部附属順天堂医院 循環器内科

2021年

順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学(博士課程) 修了 学位取得

順天堂大学医学部附属順天堂医院 循環器内科 助教

当院を選んだ理由をお聞かせください

両親が歯科医師で、子どもの頃から医療系の職業に就こうと思っていました。全身を診る医師の仕事は選択の幅が広いと考え、順天堂大学医学部に進学しています。みんなで協力してがんばっていこうという、順天堂大学のアットホームな学風は、病院の空気にも通じています。順天堂の雰囲気が好きなので、卒後も残ろうと思いました。循環器内科を選んだのは、内科でありながら繊細な外科にも近く、手技が多い点に臨床研修で魅力を感じたからです。重篤な状態の患者さんが元気になって歩いて帰れるように、刻々とダイナミックに変化する循環器疾患の病態にも興味がありました。

職場環境はいかがですか?

診療体制が主治医制からカテーテル、不整脈、心不全、集中治療(CCU)といった専門分野に細分化した形に変わり、業務が効率化しました。若手の先生は各分野をローテーションして専門の先生から学び、サブスペシャリティを選べます。働き方改革の影響もあり、以前に比べて帰宅時間も早くなりました。順天堂大学は先輩と後輩のつながりが強く、同じ部活動の先輩が気にかけてくださることもあります。一方、学外から来られた高名な先生も活躍していて、学閥はありません。研修医時代に出会った他大学出身の先生とは、卒後10年以上経っても定期的に会い、いい人間関係を築いています。

今後の目標について教えてください

臨床では主に、冠動脈疾患や末梢動脈疾患に対するカテーテル治療に携わっています。特に糖尿病や透析の患者さんは動脈硬化が強く、下肢の血管が狭窄しており、足に傷ができると治りにくリスクがあります。当科ではこのような患者さんに対して、形成外科をはじめとする他診療科と連携して治療に取り組んでいます。研究に関しては、大学院時代に冠動脈疾患や弁膜症に対してカテーテル治療を行った患者さんの臨床データを解析して、予後に影響する因子の検討を行い、論文を発表しました。今後はさらに踏み込んで、動脈硬化のメカニズムや病態の解明につながる研究をしたいと考えています。市中病院でも臨床で優れた施設はありますが、大学病院には臨床と研究が同時にできる強みがあります。私たちの医局は、各分野の専門家とディスカッションできる恵まれた環境です。

入局を検討している方へ

循環器内科を選んでよかったと思うのは、幅広い疾患に対応できる点です。集中治療室の重篤で複雑な病態の患者さんから一般病床の患者さんまで診療するため、循環器内科を専門的に学ぶと全身が診られるようになります。将来、どんな進路を選ぶとしても、大学病院で循環器内科を学んだ経験はムダにならず、医師として貴重な財産になるでしょう。循環器内科は仕事量が多く、体力や要領のよさが必要だとは思います。しかし、順天堂大学循環器内科は様々なサブスペシャリティがあるので、興味がある分野を選んで努力すれば、どなたでも成長できる医局です。上級医の先生方は面倒見がよく、論文や学会発表をサポートする体制もあり、若手の先生が活躍しています。興味のある方は、ぜひ一度見学に来ていただ頂ければと思います。

入局を希望する方へ

当医局は、他大学出身や他院で初期臨床研修を修了した医師の入局が多いことが特徴の一つです。多様なバックグラウンドを持つ医師が集まる、活気あふれる職場です。

ともに成長できる環境で新しい知識や技術を学びながら、一緒に働きませんか?

〒113-8431
東京都文京区本郷3-1-3

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  • JR線

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    いずれも、バス停「順天堂病院前」下車

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