学術活動
順天堂練馬病院の新居田先生の論文がBMJ Case Reportsにpublishされました!
順天堂練馬病院の新居田 登三治先生を筆頭著者としてBMJ Case Reportsに論文が発表されました!
心不全治療中の患者さんが激しい嘔吐後に腹痛を訴えられCTを撮像したところ、写真のような多量の門脈内ガスを認めました。消化器内科にコンサルトしたところ門脈内ガスは予後不良所見で、手術をしても2-3日でお亡くなりになるとのことでした。しかし、バイタルや採血データが安定しており、とてもお亡くなりになるとは思えず、保存的療法で加療したところ元気に退院されました。激しい嘔吐で生じた胃壁内気腫に伴う門脈内ガスは予後良好の可能性を示し、消化器分野としても示唆に富む症例報告と思われます。
新居田先生、磯田先生、おめでとうございます!