心血管インターベンショングループ、深瀬達也先生の原著論文がJ Atheroscler Thromb誌にパブリッシュされました！

当院の心血管カテーテルインターベンショングループから、冠動脈血行再建が施行された患者におけるApolipoprotein EとHDL-Cの逆説的影響に関する論文が動脈硬化学会の機関誌であるJ Atheroscler Thrombに発表されました！

Apolipoprotein EはTGやLDL-Cといった動脈硬化に寄与するlipoproteinへ関連している一方, ApoE containing HDLによる抗動脈効果作用にも一助すると報告されており, 本論文では実臨床においてHDL-Cの正常値 (HDL-C>40 mg/dL) をカットオフ値で2群化し, 更にぞれぞれのグループでのApolipoprotein Eの予後的影響を解析しています。分子学的考察も交え, normal HDL-C groupではApolipoprotein Eがatherogenesisの側面として強く影響する一方, abnormal HDL-C groupではApolipoprotein Eがanti-atherogenesisの側面として強く影響する可能性を実臨床の視点から報告しております。  筆頭著者の深瀬先生、指導医の土肥先生おめでとうございます!!!

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jat/advpub/0/advpub_63535/_article/-char/en