学術活動
心血管インターベンショングループ、深瀬達也先生の原著論文がAtheroscrelosis誌にパブリッシュされました!
順天堂医院の心血管インターベンショングループ大学院2年生の深瀬達也先生の原著論文”Serum apolipoprotein E levels predict residual cardiovascular risk in patients with chronic coronary syndrome undergoing first percutaneous coronary intervention and on-statin treatment”がヨーロッパ動脈硬化学会のオフィシャルジャーナルであるAtheroscrelosis誌にアクセプトされパブリッシュされました! https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S002191502101282X?via%3Dihub
冠動脈疾患に対するスタチンによるLDL-C低下の心血管イベント抑制効果は多数報告されており、その他のlipid profileにおいても残余リスクとしての報告はいくつかありますが、Apolipoprotein Eに関する報告はありません。本論文ではstatinによりLDL-Cがコントロールされた慢性冠症候群患者に焦点を当て、Apolipoprotein Eと心血管イベントとの関連に関して解析しました。その結果, Apolipoprotein E高値では主要心血管イベントが有意に高率という結果であり、今後の心血管イベント抑制ならびに残余リスクの可能性としてのApolipoprotein Eの影響を報告しています。深瀬先生はすでに今年だけで4本目の筆頭著者での論文パブリッシュです! 深瀬先生、指導医の土肥先生、心血管インターベンショングループの先生方、おめでとうございます!!